星の終わりに

皆さんこんにちわ。

 

すっかり季節は夏から秋へと移り変わり
夜空を瞬く星々の姿も変わってきましたね。

 

 

私は小さな子供のころから夜空を見上げ瞬く星を見るのが大好きでした。

 

住まいが田舎で夜空が綺麗ということもありますが
私には4歳年上の兄がいて、
兄は小学校の宿題で出されていた天体観測をするために
夜になると、「星、見に行こう!」と、
私を満点の星々が降り注ぐ小さな庭
夜空の下に連れ出してくれました。

 


その時の 「星を観る」
そんな記憶がずっとずっと私の中で生き続け
今、こうして星を読む、占星術の仕事へと導かれたのだなと思っています。

 

 

新月の前の晩、
世界が動きを止めて寝静まる時間

夜中にそっと夜空を見上げると。
鮮やかに赤く光る星が目に飛び込みました。
赤く輝く星と言えば火星ですが…「火星?」なわけないよね…。

 

それは、オリオン座の肩の部分。
ベテルギウス。

 


ベテルギウスは赤く光る星と言われますが
こんなにも赤く輝いて観えたのが初めてでした。
次の日も、その次の日も、オリオン座を見上げて、ベテルギウスを見上げて…。
でも、あの時ほど赤くはない…。

 

赤いベテルギウスを見かけた瞬間。
「あっ。星が消えちゃう…。」

 

そう…

 

なんだかとっても切ない気持ちがこみ上げてきました。
それから数日の間、
星の一生と星の命について考えたけど答えは見つからないまま。
でも、答えなんか見つからなくたっていい。
ただ、星の命に寄り添えるなら。

 

ベテルギウスは近いうちに爆発するとも、あと何千年も先だとも言われていて
星の最後の時を推察するのはとても難しいことのようです。

 

 

星が赤く輝くのは
赤色超巨星と言って、星が星としての一生を終えようとする
晩年期であることを
表しています。

 


星は自らの命の最後を迎える時、
超新星爆発という大きな爆発を起こし、

 

自分自身が内側で核融合を起こし、
これまでの数億年、数十億年の時間に積み上げて
作り上げてきた様々な元素、粒子 電子 陽子
いろんなものを
爆発と共に宇宙にばら撒いて終焉を迎えます。

 

 

宇宙には、そうしてたくさんの元素が生まれ、
私たち人間もそうしたちいさなちいさな素粒子や原子、元素といった
この世の中でもっとも小さなちいさな成分から形成されています。

 

もっとも大きな星や宇宙、そして銀河の星の瞬きと
同じ成分で私たちも出来ている。

 

 

そうやって、宇宙の星々と私たち人間は
意識できないほどの深い部分で粒子や元素や小さなちいさな存在が
繋がりあったり共鳴しながら生きている。

 

 

わたしたちにあることは地球や宇宙にもあること。
宇宙や地球にもあることは
私たち人間にもあること。

 

 

それが、人間は地上の星だと言われる所以。

 

 

天にあるがごとく、地もあれ。
天の星が輝き続けるように
地上の星であるわたしたちも、
力強く輝き続けられますように。

 

全ての人が輝き続けられますように。

 

 

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