霊が見えるがことがスピリチュアルだと勘違いしている人が多い世の中

2023.06.3
スピリチュアル, 未分類

最近、気になっていることがある。
それは、今日の題名にした
「幽霊が見えること」が
スピリチュアルだと勘違いしている人が
なぜこんなに多いかということだ。

スピリチュアルっていったいなに？

霊体が見える、感じる、ことを
旗印のように掲げて
「素晴らしいこと、特別な才能」のように
発信している人の多いこと。

また、そういった人たちが増えると
スピリチュアルな世界にこれまで興味がなかった人。
スピリチャルの入り口に立ったばかりの人。
にとってはそれこそがスピリチュアルなのだと
勘違いする人たちがどんどん世の中に増え拡散していく。

スピリチュアルな世界の探求を
馬鹿真面目に取り組んでいる人にとっては
これほど迷惑なことはない。

怪しい世界。
インチキな世界。
そんな偏った目線でスピリチュアルに傾倒している人たち
と、ひとくくりにされてしまいがちだからだ。

スピリチュアルとは
この世の中で生きていくうえで
また、永遠の時間を旅する私たち一人ひとりの魂が
純化していくための学びであり
純粋に魂の進化を望み、魂を探求する方法の一つであると
わたしは思っている。

Internetとスピリチュアルの関係性

SNSの普及に伴いすべての人が
自由な自己表現ができる世の中になった。

今、ChatGPTの扱いを
どうするのか、どのように向き合っていくのか良い事なのか
そんなことが世間では大きな話題を呼び、
問題にもなっているが
Internetの世界が世の中に台頭し始め
数十年が過ぎた今、
わたしたちの生活にはすでに
インターネットやSNSの世界との結びつきを深め
しっかりと浸透してしまっている。

なのに、これから先、
再びそれらが無かった旧時代のように
切り離したり、規制したりすることなど
到底、無理に決まっている。

Internetは良くも悪くも「道具」である。
その道具を私たち人間が
どのような倫理観をもって扱っていくのか
ただそれだけが問題なのだと私は思う。

しかしながら、残念であり、かつ問題なのは
Internetの進化と発展と同じようなスピードでは
人間そのものが進化していないことなのだ。

世界中のどの国でも問題はあるのだろうが
この国では他の国以上に
SNSと言う場は「自己顕示欲」と「承認欲求」と
関連性があるようだ。
これはあるドイツ人哲学者の視点であり、私自身もそのように感じている。

事実ではないこと。
嘘や詐欺まがいな情報、
事実と真実、一回りも二回りもおおきな誇大表現。
エビデンスなんて関係ない
様々な情報が混沌と混ざり合っているのが
Internetの世界である。

なのに、スピリチュアル世界に興味を持つ人々は
YouTubeの世界を信じて疑わない。
SNSから流れてくる情報、インターネットから流れてくる情報を
丸飲みしている人の多い事。

これは、スピリチュアルに関する純度の高い情報が
現実の世界や地上波ではあまりにも少なすぎることが
問題の一つでもあるのだが
だとしても、YouTubeの世界でどれだけ真実の情報が流れているのだろうかと
「疑問」や「疑う」視点を持つことはとても
大切なことではないかと私は思っている。

霊が見えるということは決して素晴らしいことではない

話はそれたが、幽霊が見えるのはスピリチュアルではない。
それはなぜか。
幽霊が見える人=能力が高い　ではないからだ。

幽霊がなぜ見えるのか。
それは幽霊と周波数があっているからだ。

時々、いや、ここのところ度々見かける
幽霊が見える = 能力が高い = といった構図の投稿。

でも、それは
「あなたの周波数が低い」という事実を自慢しているようなものだからだ。
本当のスピリチュアルとは、
何故、その周波数と自分自身が共鳴してしまっているのかを見つめ
自分自身の波動を上げることやプロテクションをしっかりとすること
そういったことを真摯に受け止め学ぶこと自体がスピリチュアル
なのだが…。

近頃はあまりに
スピリチュアルな世界の探求が
そこからかけ離れてしまっているような気がして仕方ない…。

次に続く

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